DCモーターのトルク関連の話から分かること
前のコーナーで述べたDCモーターのトルク関連の話から、何が結論づけられるでしょうか?
何事にもデメリットが
その特性からみて非常に優れているDCモーターでありますが、何事にもデメリットは存在します。それはDCモーターとて例外ではありません。それではDCモーターのデメリットって、一体何なのでしょうか?まずひとつ挙げておかねばならないのは、コミュテータとブラシが存在することにより、DCモーターの構造上の問題として機械式接点があるということなんです。この機械式接点があることにより、DCモーターには一体どのようなマイナス要因が発生するのでしょう?その辺りのことを皆さんと一緒に、引き続き考えていきたいと思います。
表面化する影響
それではDCモーターに機械式接点があることにより、いったいどのような影響が表面化するのでしょう?その代表的なものは、転流するときにスパークしたり、回転する時にうるさい音が発生したり、DCモーターそのものの寿命が短くなったりする、といった具合に表面化するのです。
ノイズの問題も
これも先ほどの機械式接点の存在から生じる問題ですが、DCモーターでマイコンの制御を試みると、表面化してくるのがノイズという問題です。そのため現在DCモーターにおいて、もっとも重要な課題のひとつが、ノイズをいかに減らすのかと言うことなんです。DCモーターで発生するノイズを軽減するためには、発生したスパークを、DCモーター上で整流子を用いて吸収することが必要となります。